新山詩織と同時期にデビューし、互いに切磋琢磨しながら活動をしてきた山崎あおいをフューチャリングゲストに迎え、制作されたコラボ配信SL 「Free」。4月に開催されたワンマンライブでコラボ曲として初披露され、今回待望のリリースとなった。作詞を山崎あおい、作曲を新山が手掛ける。前作ピアニスト和久井沙良とのコラボ配信SL「I can’t tell you」のアコースティックサウンドを発展させた、温かみのあるバンドサウンドになった。今作のアレンジはピアノ界の巨匠/小野塚晃が担当している。

この曲は、私の再始動後の4月のツアーであおいちゃんがゲスト出演してくれるということで、せっかくなら一緒に曲を作りたいと連絡をしたのがきっかけでした。曲は私が作り、彼女に歌詞を書いてもらいました。彼女とは10代の頃に出会い、音楽活動以外にもプライベートでもよく会うようになりました。LIVE前やレコーディングでの緊張感や上手く行かなかったこと。時には自身の気持ちや家族や兄弟の話…なかなか話しずらい心の内や不安や迷いで立ち止まってしまいそうな時に、よく一緒に笑ってくれてたのは、あおいちゃんでした。そしてそれは私にとって自由でいられるかけがえのないものでした。

『歌詞のイメージは何かある？』と今回彼女に聞かれた時『何事も、もっとラフな気持ちでお互い自由な心でありたい！っていうイメージ』と返事をしたのも、これからも些細なことで傷ついたり挫けたりするかもしれない、でもお互いの自由な心は消えずにあるから大丈夫。いつだって笑い飛ばせる！そんな思いを伝えました。学校や職場内、当たり前のように過ごしている日々の中で、何か心縛られているような気がする、思うように一歩が踏み出せない。そんな人達にこの曲を聴いて、自分だけの自由な心を思い出して貰えたら嬉しいです。

新山詩織

詩織ちゃんとの出会いは、もう10年前くらい。10代で、デビューしたてで、きっとお互いに力みながら、もがいていた頃でした。時には仕事の悩みを共有できる同僚のようでもあり、時には家族の話をする幼馴染のようでもあり、また時にはくだらない話と真面目な話をごちゃ混ぜにして話す、親友でもあり。その時々で考えていることを、取り留めなく、たくさん共有してきました。同じ時代に同じシーンを走ってきたからこそ、きっと今も似たようなこと考えているんだと思います。 『これから、どんな歌を歌おう？』詩織ちゃんから届いたのは、その答えのような、自由で、伸び伸びしたメロディーでした。そうだね、そういうスタンスで素敵な大人になっていきたいね、と背中を押してくれるような。そのまま、導かれるように歌詞を書きました。考えるべきことが多い時代だからこそ、たくさんの人に届くよう願っています。ぜひ聞いてください！

山崎あおい

「Free (feat. 山崎あおい)」
2022年9月29日（木）リリース

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